平野 信吾
私は、初代星・初代銀河・高赤方偏移ブラックホールの起源を主な対象として、星形成と計算宇宙物理学の研究を進めている天文学者です。数値シミュレーションを軸に、初期宇宙における構造形成と星形成の物理を明らかにすることを目指しています。
神奈川大学 特別助教
Email: shingo-hirano [AT] kanagawa-u.ac.jp
Researchmap / NASA ADS / Web of Science / KAKEN
研究
当面の目標は、元素の起源、円盤形成環境、そして高赤方偏移ブラックホールの起源を、一つの物理的枠組みの中でつなぐことです。第一原理シミュレーションと集団統計的な予測を往復しながら、観測と直接比較できる理論モデルを構築したいと考えています。
研究テーマ
金属量依存の星形成理論
ゼロ金属から低金属量、さらに現在宇宙の星形成環境までを一貫して扱える理論モデルを構築します。化学進化、冷却、角運動量輸送、磁場の役割を統合的に扱うことを目指しています。初代銀河形成と化石記録
宇宙論シミュレーションを用いて、環境依存の初代星形成が初代銀河とその後継天体にどのような影響を残すかを調べます。特に、銀河系内の金属欠乏星に残る痕跡との接続に関心があります。高赤方偏移ブラックホールの形成経路
複数の種ブラックホール形成チャネルを比較し、その成長史、母銀河の性質、観測的特徴を予測します。クェーサーや Little Red Dot 候補の理解につながる理論的基盤を整えます。
学生・共同研究を希望される方へ
次のようなテーマに関心をもつ学生や共同研究者を歓迎します。
- 宇宙最初の星・銀河の形成・進化
- 高赤方偏移銀河やブラックホールに関する理論と観測の接続
- 宇宙論的・輻射流体・磁気流体シミュレーション
研究テーマの概要と代表論文は 研究ページ にまとめています。
